意外と知らない犬に与えて良い野菜と悪い野菜と与え方って?

犬に与えると悪い野菜で代表的な物が玉ねぎですよね。

その他にも良いと思って与えていたものが意外にも悪い物だったりもするんですよね。

台所で野菜を切ってる時など、ちょうだいちょうだいとせがんで来るのも多いかと思います、その時についついあげちゃったりする事もあるんですよね~。

僕も昔はネギ科以外の物ならいいんだーと思ってたのですが、獣医さんなどから教えてもらい勉強してからは、犬にあげて良い物、悪い物、与えてよくても量しだいなど、様々な条件などがあったりしますので、今日はその事について書こうと思います。

※僕が相棒のレオに実際に与えてる物であり、与えている量などが基準(ミニチュアシュナウザー雄の体重8キロほど)となりますので、その辺ご理解ください。

野菜をあげるのは愛犬の健康のため

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人間もそうですが、犬にも野菜は健康に良い物です。

犬になぜ野菜をあげるかですが、食物繊維などが野菜に含まれるからで、その他にも体の健康をサポートするためや、ビタミンやミネラルなどの栄養素を補うためなどの理由からです。

ですが、犬はとっても消化機能が繊細なんです。ですので与えてはいけない野菜もあったり、量によっては逆に悪かったりとする物があったりと、今あげている野菜が、犬の健康に本当に良いのかを知ることが大事です。

食物繊維のとりすぎなどは、腸内環境を乱してしまったり、実は体に合ってない野菜だったというような物もあるので注意が必要です。

また野菜のほとんどが水分なので他の栄養素の邪魔をする事はないのですが、薬やサプリメントを飲んでいる場合、食物繊維やカルシウムを多く含んでいる野菜と一緒に摂る事により、薬などの成分の吸収を妨げる可能性があるので、食べ合わせには注意が必要です。

与えても良い野菜、ダメな野菜は?

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普段僕がレオにあげている野菜になります。

与えて良い物ですが、量によっては逆に悪くなる場合もありますので、僕が実際に行っている与え方なども添えていきます。

与えて良い野菜

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  • さつまいも
  • きゅうり
  • にんじん
  • じゃがいも
  • トマト
  • レタス
  • キャベツ
  • かぼちゃ
  • ブロッコリー
  • 大根
  • 白菜
  • アスパラガス
  • いんげん
  • パセリ

注意が必要な野菜枝豆

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  • ピーマン
  • とうもろこし
  • しょうが
  • ほうれん草

与えてはいけない野菜

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  • ネギ科(玉ねぎ・白ネギなど)
  • にんにく
  • ナス
  • たけのこ
  • アボガド
  • ごぼう
  • ゴーヤ
  • にら

これが、犬に与えても良い物と悪い物の野菜です、与えて良くても量や与え方などにもよりますので一つ一つ説明していきます。

与えて良い野菜の特徴と与え方の注意

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与えて良い野菜の特徴と与え方を知る事で、お腹を下したりとトラブルを防ぐ事ができると思いますので参考にしてもらえたらと思います。

与えても良い野菜

さつまいも

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さつまいもは食物繊維が豊富に含まれていて、便通をよくしてくれると有名ですね。

食物繊維だけではなく、ビタミンなども含まれており、健康的な物になります。

ただし、食べ過ぎはお腹を下してしまうなどの逆効果になるので、与えすぎも注意です。

僕がレオに与える時は、生はダメですので、まずは蒸すか焼いてかで与えるのですが、熱々のままだと火傷するので、冷やしてから皮を剥き、1cmくらいの玉を作り(20g)おやつ感覚で与えています。

きゅうり

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きゅうりの大半は水分でできているので、水分補給などとして与えるのも良いと思います。

ですが、カリウムが多いので肝臓や心臓疾患がある場合は与えない方が良いので注意です。

僕がレオに与える時は、3cmほどを4等分(40g)してから皮がついたまま与えています。

にんじん

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にんじんは体の酸化を防ぐβ-カロテンが豊富に含まれています。

僕がレオに与える時は、すりおろし(10g)て普段のドッグフードに混ぜたり、きゅうりと同じく3cmくらいのスティック状(20g)にして与えています。

じゃがいも

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じゃがいもは、ビタミンCが豊富で、しかも加熱しても損失が少ないのが特徴です。

与える時は、必ず芽を取ってください。芽にはソラニンという毒素がありますので注意が必要です。

僕がレオに与える時は、茹でたり、蒸かしたりして(20g)ドッグフードに混ぜたり、さつまいもと同じように小さく丸状(20g)にして、おやつ感覚で与えたりしています。

トマト

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トマトといえばリコピンですよね!

トマトの赤い色素にはリコピンという細胞を酸化から守ってくれる成分があり、加熱してもリコピンの損失が少ないため、ソース状にして与えても良いと思います。

ですが、プチトマトなどの小さい物をそのままあげると、のどに詰まらせて大変な事になるので必ず小さく切るなど注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ヘタと種を取ってから小さく刻んで(30g)ドッグフードに混ぜたり、ヘタと種を取った物を小さく切って(30g)からそのまま与えています。

レタス

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レタスはきゅうりと同じく、手軽に水分補給ができる野菜です。

レタスじたいは食物繊維があまり多くないので、少し多めに与えられます。

ですが、サニーレタスやリーフレタスなどは食物繊維が多いので与えすぎはお腹を下す原因にもなりますので注意が必要です。

僕がレオに与える時は、レタスの葉っぱを適当にちぎり(1枚分)ながら与えています。

きゃべつ

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キャベツは食物繊維が豊富でキャベツの食物繊維は犬にとっても適しています。

ですが、生のまま与えてしまうと、腸内でガスがたまったり、お腹を下す原因にもなりますので注意が必要ですので、ゆがいてあげる事が大事です。

僕がレオに与える時は、食事の量の20%くらいが目安ですので、ゆでた物を細かく刻んで(30g)ドッグフードに混ぜて与えています。

かぼちゃ

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かぼちゃには老化を抑えるなどの抗酸化作用のあるビタミンCやE・β-カロテンなどが含まれています。

ですが、食物繊維が豊富なため与えすぎはお腹を下す原因にもなります。

また皮ごとあげる場合には量などは少なめにするなどの注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ゆでた物を小さく切って(20g)直接切って与えています。

ブロッコリー

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ブロッコリーには免疫力を高めるビタミンCと食物繊維んが豊富に含まれています。

ですが、芯の部分などは食物繊維が多いため、与えすぎるとお腹を下す原因にもなりますので、芯の部分を当たるのは注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ゆでたブロッコリー(20g)を小さくちぎりながら与えています。

大根

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だいこんは先程のキャベツと同じく犬に適している食物繊維が含まれています。

生のまま与えることで、大根の食物の消化を助ける消化酵素の働きもうまく生かせる事ができます。

ただし、葉の部分を生のままで与えるのは注意が必要です。

僕がレオに与える時は、こちらもキャベツと同じく1日の食事量の20%が目安なので、生の場合、大根おろし(30g)などをドッグフードに混ぜたり、ゆでた物を小さく(30g)切って与えています。

白菜

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白菜は、ビタミンCが豊富で、塩分の量を調節してれる栄養素のカリウムなどが多いのが特徴で、食物繊維がそんなに多くないので、与えやすい野菜です。

僕がレオに与える時は、これも一日の食事量の20%が目安なので、ゆでて(30g)を小さく刻んでドッグフードなどに混ぜて与えています。

アスパラガス

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アスパラガスは血液の健康に必要である葉酸や、細胞の酸化を防ぐグルタチオンを多く含んでいるのが特徴です。

ただし缶詰などはナトリウムが多いので与えるには注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ゆでて皮を取り除いた後1本を3cmくらいに切り分けて、おやつ感覚で与えています。

いんげん

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さやいんげんなどは、脂肪の酸化から体を守るβ-カロテンや食物繊維などが豊富に含まれているのが特徴です。

僕がレオに与える時は、ゆでた後にこまかく刻んで(1本)ドッグフードに混ぜたりして与えています。

パセリ

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パセリは排便を促進する不溶性植物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。

ですが食べ過ぎると、軟便やお腹を下す原因にもなりすので、与えすぎには注意が必要です。

僕がレオに与える時は、細かくみじん切りにして、ドッグフードに混ぜたりして与えています。

注意が必要な野菜

健康には良いけど、調理方法や与えすぎには注意が必要な野菜です。

枝豆

枝豆

枝豆は体のエネルギーをつくるビタミンB1が豊富に含まれているのが特徴です。

ただし食物繊維などが多いため犬が大量に食べると、軟便やお腹を下す原因になりますので与える量には注意が必要です。

僕がレオに与えてる時は、茹でて豆だけを取り出し6粒(2本分)をおやつ感覚で与えています。

ピーマン

ピーマン

ピーマンはビタミンCがトマトの4倍との特徴を持っています。

ソラニンという毒素も持っていますので、与える量には注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ゆでて薄皮を剥き、小さく切った(10g)あとに与えています。

とうもろこし

とうもろこし

とうもろこしは抗酸化作用の高いビタミンEが多く、ビタミンB1やビタミンB2などが含まれているのが特徴です。

ですが、外殻がかたい為そのままだと消化ができなかったり、缶詰などは添加物が入っているので与える時には注意が必要です。

僕がレオに与える時は、ゆでて少しつぶしてから与えています。

しょうが

しょうが

しょうがは体を温めてくれたり、胃を丈夫にしたり、解毒、消臭の効果があるのが特徴です。

ただし、辛みがあるのでそのまま与えるのには注意が必要です。

僕がレオに与える時は、すりおろして(極少量)を他の物と煮て与えています。

ほうれん草

ほうれん草

ほうれん草は赤血球を作るもとになる鉄分やβ-カロテンが豊富に含まれているのが特徴です。

ただし、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸を多く含むので与える時は注意が必要です。

僕がレオに与える時は、茹でて水洗いし(シュウ酸の含有量を減らす為)細かく刻んでドッグフードなどに混ぜて与えています。

絶対に与えないでほしい野菜

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上記に書いた与えてはいけない野菜は中毒を起こして最悪の結果になりかねませんので、絶対に与えないでほしい野菜として書いています。

ネギ科ネギ属

ネギ科

玉ねぎやニラ・にんにくなどのネギ科ですが、ネギに含まれているn-プロピルニ硫酸化物は犬に毒性があるため、少量(5~10g)食べるだけでも貧血を起こしてしまい、最悪の結果になる事もあります。

もちろん生や調理済みでもダメですし、煮汁もダメです。

赤血球を壊し、貧血や下痢、嘔吐、皮膚炎や気管支炎の原因にもなりますので絶対に与えないでください。

ナス

なすび

アクが多く、ソラニンという植物由来の毒素も含まれていて、食物繊維も硬いことから、犬には良い事がありませんので、与えないでください。

たけのこ・ごぼう

たけのこ

結石の原因になるシュウ酸を多く含んでいます、またマグネシウムやカルシウムといった結石と関連性の深い栄養素を多く含んでいるため与えないほうが良いです。

またたけのこを加工したメンマなども塩分が高いため与えないほうが良いです。

アボカド

アボガド

アボカドの果肉部分に含まれている成分に毒性があり、下痢やおう吐などを起こすことがありますので与えない方が良いです。

ゴーヤ

ゴーヤ

ゴーヤは食物繊維が豊富と有名ですが、それがゆえにお腹を下しやすい為に与えないでほしいです。

また苦みが強い事から犬も好みませんので、食物繊維が豊富な物で与えれる物は別の物にしたほうが良いです。

 

上記の物が絶対に与えないでほしい物です、これらの物は最悪の状況になってしまわないように最善の注意を払っておく必要があると思います。

さいごに

ついつい可愛いからとあげてしまったり、よく食べるからとあげすぎてしまったりと犬の体調が悪くなる前に、食べて良い物と悪い物を知り、適切な与える量にする事により、犬の体調トラブルもなくなると思います。

また、野菜をあげる事は健康にもつながりますので、適切な量をあげて愛犬を健康にしてあげましょう!

それでは良きワンちゃんライフを!

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